第二十講
せんど
さて今回は「せんど」でございます。
これは関西弁でございます。
「せんど」とは「長い間」って意味です。
それでは使い方の例です。
鶴さん 「あら、亀さん。えらいひさしぶりやねぇ。」
亀さん 「あっ、鶴さんかいな。誰が来たんや思たがな。」
鶴さん 「どうでっか?元気しとりた?」
亀さん 「元気しとったで。鶴さんこそせんど病院入っとりたて聞いたけど?」
鶴さん 「いや、ちょっと腰が痛とーてな。そこの国療に入っとったんや。」
まあこんな感じで使います。
他には
Kiroroの曲で「長い間」って曲がありますね。
これも関西弁にすると
Kiroro−「せんど」
ってなります。
また、歌い始めの
「長い間待たせてごめん。」
も
「せんど待たせてごめん。」
となるわけです。
まあ、ただ、正確に関西弁に直すなら
「せんど待たせてすまんな〜」
ってなりますね。たぶん。
んで、うちのお婆ちゃんなら
「せんど待たせてすまなんだな〜」
となります。
以上で「せんど」の説明を終わります。
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