第十九講
なんば
さて今回は「なんば」でございます。
といいましても、大阪ミナミの難波(なんば)のことではありません。
とりあえず説明に入りますね。
「なんば」
とは
「とうもろこし」
のことです。
「とうもろこし」ご存知ですよね?
沖縄でめっちゃ取れるあの黄色の食べ物です。
この「なんば」という言い方は
関西限定ではなく、けっこう使ってる地域は多いみたいです。
なので、関西弁とはまた違うのかもしれませんが・・・
まあ、関西でも使うので、関西弁ということにしておきます。
なぜ「とうもろこし」を「なんば」というのか
その由来について聞いたことがあります。
これはあくまで聞いた話なので正確ではないかもしれません。
そもそも、とうもろこしは
「唐」の「もろこし」だから、
中国の「唐」の時代に日本に入ってきたから
「とうもろこし」だそうです。
一方、「なんば」は
「南蛮(なんばん)」から来たものだから
「なんば」だそうです。
ちなみに、南蛮とはスペイン、ポルトガルらへんのことです。
ここでね、俺的には疑問があるわけです
「とうもろこし」と「なんば」は
呼び方こそ違えど、全く同じ物です。
ただ呼び方が違うだけですよ。
んでね
唐=南蛮
なら納得出来るんですが
唐=中国
南蛮=スペイン、ポルトガル
場所が全然違うんですよね・・・
だから、由来はよくわかりません。
まあとにかく
関西では「とうもろこし」を「なんば」と呼ぶということです。
ただ、これもやはり、年配の方はよく使いますが
若い人はあまり使わないですね・・・
以上で「なんば」の説明を終わります。