第五講
ぴりぴり
え〜、「ぴりぴり」ですが、
はっきり言いましてこれは関西弁ではありません。
これは俺の住んでる三田市(さんだし)の
いわゆる三田弁です
したがって何の役にも立たない言葉ですが、
とりあえず説明したいと思います。
まず、使い方ですが、
「ぴりぴりしてった」
このように使います。
・・・意味不明ですね。
まあこれはかなり略してありますが・・・
これでも俺の住んでるところではちゃんと通じるんです。
・・・方言って恐いですね。
これが通じるあなたはかなりの三田マスターです。
スーパー三田人です。
まあ、もし略さずに言うたとしたら、
「雨がぴりぴり降ってきた」
まあこんなところでしょう。
これでもやっぱり意味不明ですね。
別に雨が炭酸でシュワシュワしてるわけではないですよ。
・・・当たり前ですけど
分かりやすく言うとですね、
「雨がぴりぴり降ってきた」
の近い言葉は
「雨がぽつぽつ降ってきた」
です。
これなら皆さん分かるでしょう。
ただ、ここで注意しなければならないのは、
「ぽつぽつ」と「ぴりぴり」の意味は近いですが、
同じではないということです。
「ぴりぴり」は「ぽつぽつ」の一歩手前なんです。
・・・どういうことかといいますと、
「ぴりぴり」は「ぽつぽつ」ほど雨が降ってないんです。
「ぽつぽつ」ってイメージ的に全然降ってないじゃないですか?
それよりも降ってないわけですから・・・
降ってると降ってないの挟間ですね。
まあこのように三田弁には意味不明な言葉がたくさんあります。
すぐには思い浮かびませんが、ふと思い出したら、関西弁とあわせて書いていきますので・・・
みんなも俺のようにスーパー三田人になろう!
以上で「ぴりぴり」の説明を終わります。