第十四講

あっかい






久しぶりの関西弁講座の更新なわけですが



正直言いますと、関西弁が浮かびません。



俺がふだんしゃべっているのは関西弁の塊なんですが



いざ関西弁を書けと言われても、浮かばないんです。



なので、ここの更新は滞りがちになると思いますが



堪忍してください。





まあ今回の「あっかい」ですが、



これは何語か分かりません。



さらに言うと



うちの親父と近所のおっちゃんぐらいしか使ってません。



うちの親父と近所のおっちゃんぐらいしか、使ってるのを聞いたことがないんです。



従って、関西弁なのか三田弁なのか、はたまた何弁でもないのか・・・



とりあえず意味ですが



「だめや」



という意味です。



さらに意訳するなら



「話にならん」



という意味でも取れます。





んでまあ、使い方の例ですが



例えば、俺が木を切るのにノコギリではなくハサミで切っていたとしましょう。



そこへ親父がやってきました。





親父 「お前何しとんや?」



俺 「木ぃ切っとんねん」



親父 「ハサミでかいや?」



俺 「そうや」



親父 「お前そんなんしとったらあっかい。ノコギリ使わんかいな。」



俺 「ちゃうねん、ノコギリあらへんかってん。」





とまあ、こんな感じで使います。





ちなみに申し上げますが



この言葉は俺は使いません。





「あっかい」の語源も分かりませんが



俺の推測では



「あっかい」「あっか」の部分は



「あかん」



という言葉からきてると思いますが



詳しくは知りません。





んでから、これも俺の推測ですが



男が使う言葉です。



女性は使いません。



と思います。



何故かは説明しにくいんですが



しゃべる時のトーン的に男向きです。





最後に重ね重ね申し上げますが、




「あっかい」という言葉は



うちの親父と近所のおっちゃんぐらいしか使ってません。



以上で「あっかい」の説明を終わります。






← 前の講座   次の講座 →


TOP